ファッションにおけるARCHIVESは、「ブランドの過去の作品保管室や資料室」

minicasico ARCHIVESでは、シーズンごとに異なるストーリーを打ち出すのではなく、

ブランドのオリジナリティーの宝庫であるアーカイブのような存在でありたい。

1点1点が選んでいただいた方のマスターピースになるよう、

心をこめて制作しています。

デザイナー＝casico / mini＝分身、こども

「mini」は、子ども服という意味

自分が生み出した作品＝分身という意味

子どもは自分の分身ではないけれど、

子どもを妊娠してから、自分が自分じゃないみたいになった。

妊娠も出産も大変だった。

ヒールをはかなくなり、重ね着しなくなり、メイクもネイルもしなくなった。

妊娠前は、ジェル、カラコン、つけまつげを欠かさなかったのに。

20kg太って、何を着ていいかわからなくなった。

クローゼットには、妊娠前に着ていたタイトな気鋭のデザイナーものしかなかった。

10年以上やってきたグラフィックデザインの仕事も、

なんだかシャープなものが作れなくなった。

でも、子どもの服を選んだり、作ったりしてたら、

なんだか楽しくなってきた。

子ども服を通して遊んだ。

ないものはつくればいいし、個人輸入すればいい。

自由になった気がした。

子どもとの毎日を楽しんでいたら、自分も仕事もシャープになっていく気がした。

それがわたしの「オルタナティブ」。

そしてそれが誰かの生活の中で、たのしさの種になってくれたら嬉しい。

そんな思いでうまれたハンドメイドブランドです。